tag:blogger.com,1999:blog-14018096.post1733481781418487494..comments2023-10-20T17:07:31.645+09:00Comments on Leo's Chronicle: 「格差社会」 Unknownnoreply@blogger.comBlogger2125tag:blogger.com,1999:blog-14018096.post-2103060124923805492007-12-03T15:55:00.000+09:002007-12-03T15:55:00.000+09:00> macさん重いテーマでしたが、読んでいただいてありがとうございます。今週のEconomistには...> macさん<BR/>重いテーマでしたが、読んでいただいてありがとうございます。今週のEconomistには、日本の雇用形態についての特集がありました。かつての日本の終身雇用と、アメリカのように移動の激しいものの中間の形態はないものか、と。<BR/><BR/>大局的に見れば、雇用形態が変化しつつある今、企業側も新しい形を模索している最中とはいえ、その中にいる人にとっては自らの問題ですから、いくら良い方法があったとしても、簡単には変えられないのが大変なところです。<BR/><BR/>今の時代、仕事の内容が変化するのはある程度避けられないことだと思います。そういう中で、決まった場所で、安定して働けるようにするのは、企業、働き手の双方に相当な努力が必要なことでしょう。<BR/><BR/>スティグリッツが訴えるのは、利益を追い求めるあまり、人として道徳的に当然のことができなくなることがあまりにも多いという事実です。仕事や貿易が先進国に優位な形でグローバル化することで、犠牲になる国の人々がいる。たとえ先進国でも、GDPは上がっても、その中で理不尽に不利益を被る人が増え、結果として「格差」が広がっている。<BR/><BR/>研究に関連することなら、遺伝子特許を多く認めたり、難病に関する薬を途上国に高く売る製薬会社の利益を守るため政策を続けるアメリカ。これらの企業の利益を守った結果、研究への意欲をそぎ、病気の解決への道を閉ざしてしまっているという意味で、人類全体にとっての不利益を生み出している構造なども挙げられています。<BR/><BR/>ソフトウェアに関する特許もしかり。特許に抵触するかも、という恐れは、開発への意欲を奪うというのは、僕自身も開発者として体感するものがあります。<BR/><BR/>特許があまりに広い範囲をカバーしてしまう場合、違う分野で、違う文脈で、特許と同じものを再発見、開発してまうこともあります。<BR/><BR/>遺伝子の場合は、厳然とそこにあるものを見つけただけであって、個人や企業に所有されるべき類のものではないはず。Michael Cricktonの「NEXT」という小説にも、このような今の現状を皮肉った話がありましたが、理不尽に企業の利益を守るために、病気の解明、より良いプログラムの開発といった、人類の利となるものへの研究が、不当に抑えられている現状は、打開していかなければならないと思います。Taro L. Saito (leo)https://www.blogger.com/profile/09240276206917229203noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-14018096.post-50069615657784602162007-11-28T13:03:00.000+09:002007-11-28T13:03:00.000+09:00深い内容の話です。社会保険庁の話は、江戸時代だったら切腹だと天声人語にあったと思います。昔のお上は厳...深い内容の話です。<BR/><BR/>社会保険庁の話は、江戸時代だったら切腹だと天声人語にあったと思います。昔のお上は厳格に仕事をしていたので、「お上」という言葉自身に重みがありましたが、今のずさんさはひどい。<BR/><BR/>working poor の問題も重たい。道端に転がっている空きビンと同じ感覚で、浮浪者を見てしまう自分がいることも、否定できない。<BR/><BR/>これまで企業戦士を生み出してきた土壌が、確かに家庭に負担をかけてしまい、凶悪な犯罪に影響をしているとも思う。また、未だに教育制度は変化せず、相変わらずの受験第一主義は(意外と)変わっていない。ただ昔よりも、会社でも昇進枠が少なくなっているので、割り切りをしている人は増えているのではないかとも思う。<BR/><BR/>日本の会社の制度はかなり疲弊してきています。グローバル化に合わない点は、終身雇用的な考え方(これはこれで重要なんですが)、社員をヘッドハントできる人事制度の欠如(逆のパターンもあります)、企業買収に対する抵抗感など。Anonymousnoreply@blogger.com