文京区の地域通貨「文(mon)」というものが今年10月から使えるようになっているようなのですが、今日、上のリンク先のページに出ているお店(東大のご近所さんです)には、早速、
「文の取り扱いは終了させていただきました」
という張り紙。900円=1000文という固定レート。交換手数料がかからない上、もし1000円の商品を1000文で買えるという類のものなら(そんな説明はどこにも書いていないけれど…)、お店側は強制1割引で販売しなくてはならない。使う方も、取り扱いをやめるお店が増えたら、無価値のお金になってしまうから、「文」には交換したがらない。
地域通貨には利子がないから良いとか、それに対する山形氏のコメントなんかもあるけど、結局、地域通貨を取り扱っているお店の宣伝なのね、と思いました。
各お店が1割引と宣伝するのとほとんど同じなんだけど、その類の広告は見飽きているので、地域通貨にかこつけて人目を引こうという戦略。実は、地域通貨が流通してしまうと、逆に広告効果が薄くなってしまうという罠がありますね。
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