2009年10月10日土曜日

ノーベル平和賞は誰がとるべきだったのか?

今年のノーベル平和賞の受賞者(Nobel Laureate)がBarack Obama大統領に決まりましたが、「え!?」という声が多かったように思います。

僕も驚いた一人ですが、では他の候補は誰だったのでしょうか? Economist誌での予測が紹介されていましたが、悲しいことに僕にはどんなことをした人たちなのかさっぱりわかりませんでした…。日本のニュースを見てるかぎりMichael Jacksonでもいいような気がしてきます。この中では間違いなく彼のニュースが一番多かったはずですから(苦笑)世界共通言語のEsperantoとかもいい線をついています。


僕がいかに世界の情勢をとらえていないかを実感したのですが(もちろん上のリストの大半の人はネタですよ。皆様。人じゃないのも含まれてますが)、一番右下の御仁が今回の受賞の立役者になったのは間違いないでしょう。

参考
  • 2009 Nobel Peace Prize - Wikipediaすごくよくまとまっています。受賞理由や各国の反応、他の候補者が全部で205人いたなど、ニュースを読むより効率良く情報が得られます

Obama氏受賞に関しての記事

2009年10月8日木曜日

東京大学理学部情報科学科のパンフレットがすごい

先日の「ぜひ押さえておきたいコンピューターサイエンスの教科書」というエントリでは、東京大学理学部情報科学科の講義で使われていた教科書を中心に紹介しました。では、実際の授業の様子はどうなのでしょうか?

タイミングの良いことに、情報科学科のカリキュラムのパンフレットがウェブで公開されています。

東京大学理学部 情報科学科 パンフレット

かなりの力作で感動しました。なにせ今まで外向けの色気があまりにない学科だったので。。。 (苦笑)

理学部情報科学科と工学系の学科との一番の違いは、パンフレットにもありますが、コンピューターの原理や理論的背景も押さえ(ここが重要)かつ最先端の技術やモノも作り上げていくところでしょうか。そんな雰囲気を、カリキュラムや実際の講義・演習の様子、教授陣のメッセージなどから、感じ取ってもらえることと思います。

一点だけ補足。このパンフレットには普通の学科紹介でよく見かける卒業生の就職状況の話がさらっとしか書かれていません。というのも、9割近くの人が大学院の修士課程(情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻)に進学するのですが、僕の観測範囲内で、ここを出て就職先に困ったという人に出会ったことがありません。修士1年でまったく就活してなくても、修士2年の9月頃に内定が決まる強者とか。巷の就職苦労話と比べると相当浮世離れしている感じです。これは諸先輩方の功績の賜物なのでしょう(パンフレットにも第一線で活躍されている卒業生の方々が紹介されています)

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