2006年11月18日土曜日

[ひざ暖板] 足元の冷えにお悩みの方に


「ひざ暖板」を購入しました。

別に、リンク先の通販生活の回し者ではないのですが、窓際にデスクを置いているせいで、冬が近づくにつれ足元が冷えるようになり、前シーズンの冬は、デスクでの作業がとてもつらかったのです。足元が冷えると、体調を崩して風邪をひくこともありましたし。

かといって、温風方式のヒーターや、エアコンで部屋を暖めると、暖かい空気は冷たい空気より軽いので、なかなか足元には降りてこなかったりします。その、部屋が十分温まる前に乾燥してしまって、喉や肌に良くないのです。

そこで、今年は本格的に冷え込む前に、このひざ暖板を導入。じわじわと暖かくてとてもよい感じ。熱過ぎることもないし、空気が乾くこともないので快適です。

2006年11月15日水曜日

Red Sox win Matsuzaka bid

Boston Red Sox News

驚き。$51,111,111.11 (5111万ドル!)を松坂君との交渉権だけに支払うなんて。確か、Yankeesの年俸の総額がおよそ2億ドルなので、その4分の1。これだけで、他4球団の全選手分の年俸を超えるというし。

でも、これだけの金額を支払う価値はあるのかなと思ってしまいます。去年、Yankeesの松井の契約延長の際(これでも、4年総額5200万ドルだったかな?)、GMのCashmanが、松井には、intangible effect(言い表せないような<経済>効果)があると言っていたのが印象的です。

Bostonのファンが日本にも増えるだろうし、放映権料でも稼げるし、現に日本もアメリカでも大ニュースになったし、イチロー、松井が安定して活躍して、日本でもMLBへの関心の土台ができたところで、このインパクトですから、宣伝としてもとてつもない効果があるでしょう。僕自身も、今まで見たことがなかったboston.comなんてサイトも調べてしまいました。MetsとかDodgersとか、Rockiesとか、日本人選手がいながら、まだまだ日本での知名度が足りないチームもありますし。。。。

アンケート結果だと、アメリカの人はそうは思っていないようだけれど、松坂君は実力的には既に間違いなくトッププレーヤーなのでは?

[TeX] 論文執筆のサイクル短縮

いろいろためしてみたけれど、どうやら、TeXで論文を作成するときは、PDF形式でpreviewするのが最速のようです(Windows環境において)。

こんな発見があったのも、今まで使っていたMikTexのYap(DVI viewer)が、最新版のものでは過去のものより処理が遅くなってしまって、版を確認するのに時間がかかるようになってしまったから。

texを書いてはdvi形式で確認していたところを、代わりにPDFを生成するようにしたら、かなり快適になりました。キー1つでtexをコンパイルして、PDFを一発表示できます。

ポイントは、
  • pdflatexで、texからpdfの生成
  • pdflatexはeps形式の画像ファイルを扱えないので、epstopdfを使うか、distill(角藤さん作成)でコマンドラインからAcrobat Distillerを呼び出して、eps->pdfへの変換をする
    • というか、画像は最初からPDF形式で作ればいい
    • eps、pdfの画像形式を両刀で使えるようにするには、\includegraphics{filename} と書けば、latexのときはfilename.epsが、pdflatexのときはfilename.pdfが読まれます。
  • Acrobat Readerは、ファイルを開くとロックしてしまうので、pdfopen, pdfcloseコマンドでpdfファイルの開け閉めをする
  • pdflatex, bibtex, pdflatex, pdflatexというサイクルを1度実行したら、次回は、pdflatex一回で済ませる
  • これらの作業をまとめて行うMakefileを書く
    • PDFを閉じる - pdflatex - PDFを開く
  • 以前見ていたページに戻るために、Acrobat Readerの方で、以前表示したページを開く、という設定にする
  • Emacsを使っているなら、smart-compile.elなどを活用して、makeコマンドを簡単に呼び出せるようにする。
    • TexnicCenterなどを使うともっと簡単に、使用するコマンドの定義ができるでしょう。

tex file -> latex -> dvipdfm -> PDF fileという流れ(10秒以上はかかるかも)よりは、もちろん高速。2秒くらいでPDFを表示できます(数十ページの文章なら)。ただし、dvipidfmを使ったほうがコンパクトなPDFができます。

これでWISYWIG(What You See is What You Get)でないTeXの欠点が補えます。dvioutやyapは、画像の表示が遅いし、gsviewはPDFも表示できるけれど、viewew自体があまり使いやすくないのです。

長年の悩みの種がようやく解決して、とっても快適になりました。おすすめの方法です。

2006年11月9日木曜日

Major League Baseball : 2006 This Year in Baseball Awards

今年のPlay of the yearの候補が発表されました。
Major League Baseball : 2006 This Year in Baseball Awards

前回は井口選手のプレイを紹介
しましたが、候補を眺めてみると、他にもすごいプレイがちらほら。中でも、

・Barry Zitoの背中越しキャッチ
・イチローから城島へのレーザービーム&ホームでの大衝突
・Gary Matthewsの360度回転キャッチ(去年のイチローのプレーと似ています。こちらは2005年のPlay of the Yearでした)

と、井口選手のプレイを合わせた4つが凄い。

ダイビングキャッチは、一見凄いプレイに見えるけれど、イチローや田口みたいに、本当に守備が上手な選手だと、捕球前の加速次第で、ダイビング無しですませてしまうので、簡単に取ってしまったように見えるんですよね。

2006年11月7日火曜日

[MLB] 岩村なのに…今江?


面白い。MLBに向けて岩村選手のポスティングが始まったのですが、その紹介写真がこれ。どうみても今江選手なのですが…。

外国人の顔って慣れないうちは、見分けがつかなかったりしますよね。
間違える気持ちはわかります。

2006年11月6日月曜日

上手なプレゼンテーションとは

今学期は、久々に大学の講義に参加してみています。

講義の形態は、学生が毎回発表するというもの。
修士1年の学生さんが多いせいか、覇気が足りない。。。

課題を与えられたら、与えられた文献しか読んでこない人とか、それすら読みこなせていないというのがちらほら。自分が発表したときは資料探しから始まって、何百ページもある資料にいくつも目を通して、基本を学んで、実験評価もして、と相当時間を費やして望んだのに、他の人からそれくらいの気概が感じられなくて、悲しい限り。(東大生なんだから1週間もあれば英語で100ページくらい読んできてよ! というのが本音)

もちろん、プレゼンテーション技術が未熟なこともあるのだけれど、それ以前に、一つのトピックをわかりやすく紹介するには、そのトピックだけでなくて、トピックを含むもっと広い分野の知識が必要という認識がまだない様子。

それだから、プレゼンを聞いていると、この研究はなぜ重要なのか? という視点を欠いたまま(発表している本人も理解していない様子で)発表を続けられてしまうので、聞いている方は、すぐ迷子になってしまいます。

問題は、発表する側の視野が局所的なこと。いくら研究の子細を丁寧に伝えたとしても、それだけでは、他にもっといい方法があるのでは? と疑問に思ってしまうし、様々な研究の流れの中で、いま発表している内容はどういう位置づけにあるものなのか、ということもわからない。そのような大局的な視点がないプレゼンテーションは、同じ問題意識をもった人たち(例えば研究室の仲間とか)にしか価値がありません。

大局的な視点を身につけるには、たくさん学ぶこと。これに尽きます。よく書かれた論文や教科書は、そのような大局的な知識を効率よく与えてくれます。既に学んでいる人から、そのような知見を引き出せると、次のステップへ進む重要な足がかりとなのですが、どうも数ある授業の課題の1つとしか捉えていない発表者から、そのような知見を得ることは難しいようです。

自信を持って発表できないのは、やはり勉強が不足していることが一番の原因。すべてを完全に理解している必要はありませんが、少なくとも、何がわかっていて、何がわかっていないかを理解することは必要。そのレベルまで達している人とそうでない人とでは、自ずとプレゼンテーションの出来も変わってくるものです。

PLAY OF THE YEAR CANDIDATE

今年のMLBで、イチオシのプレイはこれ。White Soxの井口選手。本当に空中で投げています。This Year in Baseball のplay of the year の候補に挙がるが今から楽しみ。

日本シリーズが終わると興が冷めてしまう日本の野球と違って、MLBは、シーズン終了後も、MVPなどの賞を順次発表したり、Free Agentの選手の移籍など話題満載で、興味をひきつけてくれます。

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