2007年10月15日月曜日

SQLite JDBC Driver

SQLiteのデータベースをJavaから扱うのは、意外と不便でした。

Pure-Java JDBC driverもあって、それはjarファイルをclasspathに含めるだけで良かったのですが、sqliteのコードを完全にJavaに変換して作成されているので、クエリの種類によっては動作が極端に遅くなることもありました。

sqliteをdllなどにして、C APIをJNDI経由で操作する、native版のライブラリもありますが、dllをインストールしたり、パスの設定しなくてはいけなかったりと、いろいろ面倒でした。

そこで、dllもろともを一つのjarの中に押し込めたまま使えるようにしたSQLiteのJDBCドライバを作成しました。
http://www.xerial.org/trac/Xerial/wiki/SQLiteJDBC

dllを自動的にjarの中から取り出してくれて、パスの設定なども行ってくれます。これでJavaから、sqliteを気楽に使えるようになりました。

ぜひ、使ってみてください。

2007年10月8日月曜日

Apple wireless keyboardは、意図的にcaps lockキーに遅延を入れている?

先日のブログに書いた、Apple wireless keyboard。コンパクトでお気に入りなのですが、数日使っていてどうもおかしな現象が見受けられるようになりました。

たぶん、この問題に全く気付かない人もいると思うのですが、emacs使いにとっては致命傷ともなる問題。

capsロックキーを押して、反応する(ランプが点く)まで0.1秒未満の遅延があるのです。

capsロックを、素早くタイプするとランプは点きません。でも、ゆっくりと打鍵すると、capsロックがオンになります。

capsキーをちゃんと押していないのでは?と突っ込まれそうですが、そうではないのです。capsロックのランプが点いた状態だと、素早くキーを押しても、ちゃんとランプがオフになるのです。capsのon/offの状態で、明らかにキー入力の受け付け方が違います。

これって間違ってcapsロックキーを押してしまわないように、というハードウェア側の配慮のような気がします。

けれど、capsロックキーをctrlに切り替える設定をしても(Mac OS側のキーボード設定画面から簡単にできる)、キー入力の反応は遅れたままです。そのせいで、ctrl+A(行頭に移動), ctrl+K(カタカナに変換)などよく使うショートカットキーを入力するつもりが、a, kなどの文字がそのまま入力されています。

これはかなり厳しい。

ためしに、キーボード左下のctrlキーをcapsロックに割り当てて連打してみると、こちらは遅延無しに、capsキーがon/offされます。他のキーの反応はいたって正常なのです。高速打鍵でも、十分に反応してくれます。

apple's antiCAPSLOCK
に行くと、僕が経験している現象とまったく同じ映像があります。

キー操作に慣れていない人向けのやさしい配慮なんだろうけれど、はっきり言ってよけいなおせっかい!泣けてくる。。

追記

同じ問題で困っている人をさらに発見:
http://discussions.apple.com/thread.jspa?messageID=5514594

僕もサポートの人に電話をしてみたのですが、同様の問題の報告はまだ受けていないとのこと。もしこれが本当に意図的な仕様だとしたら、違うものと交換してもまた同じ問題に悩まされるんだろうなぁ。

hardware的にcaps lockにdelayを入れたのは、大失敗だと思うよ。

2007年10月4日木曜日

Apple Wireless Keyboardが届きました

注文してから1ヶ月以上。8月末に注文して、発送予定が10月(6週間待ち)だったので、首を長くして待っていたのですが、ようやく到着しました。


軽い!薄い! 薄すぎて、パームレストが不要になりました。パームレストがあるとかえって、キーの位置まで変に高さがついてしまうくらい。机がそのままノートパソコンになったような気分です。


昔の無線キーボードって、タイプしてからの反応が良くなかったり、ctrl押し続けているはずなのに、途中で入力が切れてしまったり(押しなおさないと反応しない)ということがあったのですが、このApple Wireless Keyboardは、そんな不具合もなくタイピングは良好です。打鍵音も静かなので、自宅で使うのにも最適です。

キーストロークも、薄いからぺちぺちするのかと思ったら、それなりに深さがあって、初めてThinkpadのキーボードを触ったときのような感覚と似たものを感じました。



HHK Professionalと比較しても、小さく感じます。縦幅はHHKより少し大きいけれど横幅はApple Wireless Keyboardがよりコンパクトです。HHKはわりと重量感があるけれど、新しい子は、軽いだけに、ひざに乗せて使おうという気分にさせてくれます。そのほうが、手首やひじが自然な位置にくるので、打ちやすいです。(特にEmacs使いには、ctrl(caps) を押すのに、手の自然な重みが使えて楽です)

キーボードの高さが無い分、机がより広く感じますね。1万円也。ありそうで他にはないキーボードなので、この価格の価値はありました。

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