先日のブログに書いた、Apple wireless keyboard。コンパクトでお気に入りなのですが、数日使っていてどうもおかしな現象が見受けられるようになりました。
たぶん、この問題に全く気付かない人もいると思うのですが、emacs使いにとっては致命傷ともなる問題。
capsロックキーを押して、反応する(ランプが点く)まで0.1秒未満の遅延があるのです。
capsロックを、素早くタイプするとランプは点きません。でも、ゆっくりと打鍵すると、capsロックがオンになります。
capsキーをちゃんと押していないのでは?と突っ込まれそうですが、そうではないのです。capsロックのランプが点いた状態だと、素早くキーを押しても、ちゃんとランプがオフになるのです。capsのon/offの状態で、明らかにキー入力の受け付け方が違います。
これって間違ってcapsロックキーを押してしまわないように、というハードウェア側の配慮のような気がします。
けれど、capsロックキーをctrlに切り替える設定をしても(Mac OS側のキーボード設定画面から簡単にできる)、キー入力の反応は遅れたままです。そのせいで、ctrl+A(行頭に移動), ctrl+K(カタカナに変換)などよく使うショートカットキーを入力するつもりが、a, kなどの文字がそのまま入力されています。
これはかなり厳しい。
ためしに、キーボード左下のctrlキーをcapsロックに割り当てて連打してみると、こちらは遅延無しに、capsキーがon/offされます。他のキーの反応はいたって正常なのです。高速打鍵でも、十分に反応してくれます。
apple's antiCAPSLOCKに行くと、僕が経験している現象とまったく同じ映像があります。
キー操作に慣れていない人向けのやさしい配慮なんだろうけれど、はっきり言ってよけいなおせっかい!泣けてくる。。
追記同じ問題で困っている人をさらに発見:
http://discussions.apple.com/thread.jspa?messageID=5514594僕もサポートの人に電話をしてみたのですが、同様の問題の報告はまだ受けていないとのこと。もしこれが本当に意図的な仕様だとしたら、違うものと交換してもまた同じ問題に悩まされるんだろうなぁ。
hardware的にcaps lockにdelayを入れたのは、大失敗だと思うよ。