映画 the Holidayを観てきました。
アメリカ(今回はイギリスも含むかな)の恋愛映画を見ていると、sex termを日常的に恥じらいもなく使うんですよね。いつも、そういう日本との文化の違いに少し辟易してしまうのですが、でも、そういう部分に正直なおかげで、感情を抑えず、余すところなく表現することで人間の魅力というのがにじみでてくる、そういう部分が好きです。
日本なら「せつない」という気持ちはそのまま表現しようとするけれど、アメリカ映画だと「辛い」「いらいら」にまで発展させて分かりやすくしている。悪く言えば単純なんだけど、敢えて単純にすることで、そういう気持ちが晴れたときの爽快感をうまく出しているとも言えそう。
気になったのは、登場人物自身によるナレーションを入れて、普遍の真理を詩のように語らせる手法って最近の流行なのでしょうか。Desperate Housewivesとか、Sex and the Cityのドラマでも使われているので、さすがに飽きてきたなぁとも。
配役はキャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ、ジャック・ブラック。必ずしも、絵に描いたような美男美女の組み合わせではないのです。ジャック・ブラックは太いし(笑)、キャメロン・ディアスもトップスターのはずにさほど美人でなくて、皺は多いし、「えー?」という印象。けれど、話が進むにつれて、恋する4人の人間的な魅力が表情からはっきりしてくるのが不思議。映画のスターさんって、そういう表現に長けている人なんだと実感しました。
観てきた映画館はららぽーと柏の葉のMOVIX。できたばかりだそうで、きれいでいいですね。六本木とか日比谷あたりもそうなのですが、ちゃんと指定席で映画が見られるのは気楽です。
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